グローバル化が進んで日本でも多くの外国人の方を見かけるようになりましたね。
ところどころで英語が聞こえるようになった今、「別に外国に行かないから英語話せなくてもよくね?」という考えは改めなければいけないかもしれません。
英語は話せるに越したことはないのです!でも、みなさんも英語は義務教育で勉強したことがあると思いますが、話すとなるととても難しいですよね。
「なかなか言葉が出てこない」「全然英語らしい発音ができない」「いくら勉強しても向上しない」など様々な悩みがあると思います。
実際、筆者もなかなか英語が話せずに悩んでいました。学校の勉強としての英語は結構得意だったのですが、英語でコミュニケーションするとなると全然できない!
しかし、筆者はある時「あ、英語が話せる!」と思える瞬間が訪れました。
この記事では、英語が話せるようになるにはどういう勉強が適切なのかについて体験をもとに話していきたいと思います。
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学校で教わる勉強を続けても話せるようにはならない
学校での英語は得意だったのに英語を話すのが苦手という方はいませんか?
筆者がまさにそうでした。学校のテストではいつもいい点がとれるのにコミュニケーションをするとなると上手く言葉が出てこない…
英語の成績がすごくいいからといって英語が話せるとは限らない。これは皆さんにも共感いただけると思います。
TOEICなどもそうですが、学校での勉強は読解(Reading)が中心です。もちろんReadingができると英語を話すのに有利になる部分はあるのですが、Readingを極めたからといって英語が話せるようには決してなりません。
必死に単語を覚えたり、たくさん文章を読んだりするのは受験勉強には効果的ですが、英会話力を鍛えるうえではあまり勧められません。
筆者も高校で英会話教室に通ったことによって少しずつ英会話力が身についてきました。話す練習がとにかく大事なのです。
頭でふと考えたことを英語に言語化する習慣をつける
英会話力を鍛える上で大切なのは英語で物事を考える習慣を身に着けることです。
日常でふと頭に浮かんだことをそのまま流すのではなく、英語だとどのように表現できるかを考えることが重要です。
例えば、「明日友達と8時から約束がある。いつもより早く起きないと」と考えたときに、英語でつぶやいてみましょう。
I have a promise with my friend. I have to get up earlier than usual.
こうした練習を習慣化できれば言いたいことが英語で表現できるようになってきます!
お手本にしたい英語話者を全力で真似る
自分が好きな俳優やYouTuberなど、この人の英語が好きだなと思う人がいたらその人の話し方や語彙を全力でまねていきましょう。
これはすごく有効な方法です。実際にお手本を決めることで自分の目指すべきゴールがはっきりとしてきます。
その人がどんな英語の話し方をするか、どんな語彙を使っているか動画などを繰り返し見て真似します。
自分がお手本に近づいているかどうか知りたいときは自分の声を録音してみるといいでしょう。それとお手本の話し方を聴きくれべてみるのも一手です。
自分が得意な表現をたくさんストックする
スムーズに英語を話すために大切なことは即興で文を組み立てることですが、どうすれば上手くできるでしょうか?
大切なのはなるべく自分が知っている表現を中心として文を組み立てることです。
例えば、よく私たちが使う表現にit is ~構文がありますよね。この構文を使ってなら結構簡単に文が組み立てれませんか?
It is difficult to study English. It is dangerous to run.
こんな風に自分が得意な表現をまず思い浮かべてそこに表現を足していくとスムーズに英語が話せるようになります。
自分が得意とする表現の型が多ければ多いほど表現が豊かになってきます。自分の血肉となるまで表現を使う練習をして自分のレパートリーにしましょう。
(極論)不正確な英語でいいから恐れず積極的に英語を話す
極論ですが、一番大事なことは間違いを恐れずに積極的に話すことです。
実は、筆者が話せるようになったと感じた瞬間というのは、「正確な英語を話すことを諦めた」時に訪れました。
勤勉でまじめな日本人の方が英語が話せないのは、恐らく完璧な英語を話さなければいけないと思っているからではないでしょうか。
学習した文法や語彙を正確に使ってきちんとした言葉を発しようとしてしまうがために、単語ごとにいつもポーズを置いてなかなか言葉が続かない。そして嫌になって…という悪循環です。
間違いまくってもいいからとにかく自分のいいたいことを自分が使えそうな表現を使ってスムーズに話す感覚を身に着けてください。
そうすれば、間違いまくったと気付いたとしても英語がペラペラと話せているという感覚になります。この感覚こそが一番大切なのです。
こうやってペラペラ話せている感覚を身につけることが最優先事項で、後から少しづつ正確さが増していくように努力すればいいのです。
このマインドが一番大切だと思います。
まとめ
英語が話せるようになるための学習法について紹介してきました。
学校で習う勉強法で英会話力を向上させようと考えていた人は気持ち改め、ここに紹介したような勉強法を取り入れてみてはいかがでしょうか。
筆者も英会話教室に通って英語を話す練習をするようになってからようやく英語を話せる感覚が身についてきました。
英会話は一朝一夕で向上しません。毎日少しづつでも英語で考え、英語で話す練習をすることが大切です。