フランス語はメジャー言語だけあって英語ほどではないにしても教材がとても充実しています!
これはとても喜ばしいことである反面、「一体どの教材を選べばいいんだ!」ということになりかねません。特に初心者~中級者向けの参考書はたくさんありますね。
この記事では、実際にフランス語を3年学んだ筆者が使って「これは良い!」と思ったフランス語学習の参考書を紹介していきます。
どの参考書を買おうか迷っている方はぜひこの記事を参考にしていただければと思います。
フランス語学習をはじめるならまずはこの2冊!
フランス語学習をこれから始めるという方がまず揃えておくと良いものは入門テキストと初学者向け単語帳です。
まずは基本テキストをざっとやってフランス語がどんな言語である感覚をつかみましょう。何となく感覚をつかんだところで、もう1周くらいテキストをやっておくといいと思います。
上でおすすめしているテキストはそんなに太くもないので何とか1周しやすいのではないかと思います。
途中覚えることがたくさんあったり、つまずくこともあると思いますが先にテキストを進めていくうちに分かってくることがありますので、まずは1周終わらせるという気持ちで頑張りましょう。
初心者向けの単語帳も1冊持っておくといいです。文法が身についてきてもやっぱり単語から逃げているとなかなか言語は上達しません。少しずつでいいので覚えていきましょう。
辞書があればもちろんいいのですが、初心者のうちは大体初学者向けの単語帳で単語がカバーできます。
単語帳に索引もついているので最初のうちはミニ辞書として使うのもおすすめです。
初心者向けの勉強法についてはこちらの記事も参考にしてください。
フランス語読解のおすすめ参考書はこれ!
フランス語読解の教材は非常にたくさんありますが筆者が愛用していたのはこの1冊です。
フランス文学の短編作品がたくさん網羅されていてフランス文学に興味がある方なら楽しく学習することができると思います。
最初は初心者向けで読みやすい『美女と野獣』から始まっています。そこから徐々にレベルが上がっていって最後がバルザックの『知られざる傑作』が載っています。
自分のレベルに合わせてテキストを読むことができるため1冊持っておくと非常に重宝します。
文法事項も丁寧に解説されているので、読解用テキストとして優れていると思います。
中級者におすすめの単語帳!
フランス語中級者の方におすすめしたいのが以下の単語帳です。
この単語帳は単語がただ網羅されているだけではありません。
ある程度の長さの文章がたくさん掲載されていて、その文章の中で使われている単語を覚えるという工夫がなされた単語帳です。
英語学習者なら速読英単語に近いといった方が分かりやすいかもしれませんね。
億劫になりがちな単語の暗記ですが、文章を読みながら生きた単語を覚えるのでやる気が出てくると思います。もちろん読解の練習にもなります!
仏検を受ける人も受けない人も買って損はない1冊です。
フランス語作文を極めるならこの1冊!
中級レベルになるとフランス語作文の方にも力を入れるようになると思います。
フランス語作文の学習を始めるのに最適なのがこの1冊です。
よく使う表現ごとに全40課で構成されています。
テキストをこなしているうちにフランス語らしい表現の仕方が身についてくる良書です。
もちろん日常会話に応用できる表現ばかりなので、スピーキング能力も上がります。
フランス語作文初心者の方はこの本1択です!
文法をしっかり押さえるなら持っておきたい1冊!
基礎文法をある程度終えた方で、中級や上級レベルの文法をもっとしっかり押さえたいという方は1冊詳しめの文法書を持っておくと安心できます。
筆者がおすすめするのはこの1冊です。
分厚く、お値段も4000円ほどかかりますが、この1冊で必要な文法事項はほぼ網羅できているといえます。
もちろん最初からじっくりと読み進めていってもよいですが、分からない文法事項を調べる辞書として用いることもできます。
文法事項ごとに章分けされているので気になることが出てきた時に都度この本に戻って調べるのが良いでしょう。
例文も多く分かりやすい解説がなされています。
まとめ
3年間フランス語を学んだ筆者がこれまで使って良かったと感じた参考書をいくつか紹介してきました。
学習者ごとに必要な参考書は異なると思います。もしこの記事を読んで気になる参考書があったらぜひ一度チェックしてみて下さい。
紹介した教材はどれも良書です!
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