英語を話せるののもかっこいけど、第二言語が話せるともっとかっこいい。フランス語ってなんだかとってもおしゃれ！
「フランス語を勉強してみたい…けど難しそうだし何から始めればいいのか分からない」
こんな風に思っている方いませんか？
全く分からない言語をイチから勉強するのって難しそうですよね。何から手をつけたらいいのやら…
この記事では、ボンジュールぐらいしかフランス語が分からない初心者の方がフランス語をどのように学習していけばいいかを解説していきます。
また、人によって好きな勉強法と嫌いな勉強法があると思いますので、２種類の勉強方法を用意しました。自分に合うなと思うものをぜひ選んで下さい。
「難しそう」と気構えるのではなく、「フランス語が話せる私っておしゃれ！」という未来像を想像しながら気楽に考えて読んでみて下さい！
目次
- 何から勉強すればいい？
- 本で勉強するのが好きな人
- 動画で勉強するのが好きな人
- 買っておいたほうがいいものはある？
- 初級単語帳
- 仏和辞典
- 早く習得するためのコツは？
- どのくらい勉強すれば話せるようになる？
- まとめ
何から勉強すればいい？
本で勉強するのが好きな人
書籍を購入して勉強したいという方は初心者向けの入門書を一冊買って進めていきましょう。
フランス語は教材が豊富にあるのでどれを選んだらいいのか分からないと迷うかもしれませんが、僕が確認した限りどれもそれなりによくできているので、自分に一番合いそうなものを選べばいいと思います。どれを選んだからって間違いはありません。
強いておすすめするなら『ゼロからスタートフランス語（文法編）』ですね。
薄い教材で、分かりやすくなっているので挫折せずに続けていけそうです。
フランス語は英語と文法が似ているので英語がある程度分かる方であれば「訳分からん！」ということにはならないと思いますが、それでも参考書を一周したくらいではまだよく分からないことが多いと思うので、２周３周と読み込んでいってください。
フランス語は発音が難しいですので、付属のCDやYouTubeなどを活用してフランス語の音にも慣れるようにしましょう。
参考書での勉強が挫折したという方は新書の『フランス語をはじめたい！」を息抜きに読んでみるのはいかがでしょうか。
新書なので勉強というより読書ですが、初学者でもスラスラ読めます。
この１冊を読んでまずフランスの世界に触れてみるのも一手です。
動画で勉強するのが好きな人
動画で勉強したい方におすすめなのがYouTubeでの学習です。
日本語でもフランス語を解説しているチャンネルは山ほどありますので、自分に合った好きなチャンネルを見つけて何度も繰り返して観るようにしてください。
また、もう一つおすすめなのがNHKテレビ「しあわせ気分のフランス語（旧：旅するためのフランス語）」です。
週一回３０分放送で半年間で一区切りです。
フランス語で便利な会話表現や文法の解説に加えて、フランスの文化もたくさん紹介されます。素敵な景色が画面に映し出されるので眼福って感じです。楽しみながら観られると思います。
一つ注意したいのが動画での学習だとどうしてもインプット中心になりがちということです。
動画で学んだことを軽くメモし、その書いたことを後で思い出せるか練習するなどしてアウトプットすることが効率的に学ぶために必要です。
買っておいたほうがいいものはある？
初学者が買っておいたほうがいいものは①「単語帳」と②「仏和辞典」です。
①単語学習は言語学習の中でもとびっきり面倒くさいです。なので多くの学習者は単語学習を避けて学習しようとします。
しかし、言語学習において単語をしっかり覚えるという作業をさぼると中々上達しません。
特に最初のうちはよく使う重要な単語ばかりに出会うと思うので、初心者向けの単語帳を買って単語を覚えるようにしてください。
おすすめは『仏検４級・５級対応 クラウン フランス語単語』です。
②もう一つ買っておいたほうがいいものは仏和辞典です。
当然分からない単語が出てきた時に調べるのに使うのが基本ですが、加えて辞書の後ろに動詞の活用表が重宝します。
フランス語の学習を進めていけば分かると思いますが、単語に並んで覚えるのが面倒くさいのが動詞の活用です。
例えば、英語の現在形では I go, you go, he goes, we go, they go という風に go か goes の二つしか活用がないですが、フランス語の場合だと je vais, tu vas, il va, nous allons, vous allez, ils vont とめちゃめちゃ活用があります。
英語「行く」の現在形
I go, you go, he(she) goes, we go, they go
フランス語の「行く」現在形
je vais, tu vas, il(elle) va, nous allons, vous allez, ils vont
げ、フランス語って活用こんなに面倒くさいの？
勉強のモチベーションが…
しかし、ここまで不規則なのは大体基本単語だけです。
初心者のうちはこまめに辞書で調べて動詞の活用を覚える必要があります。
「難しそう…」と思うかもしれませんが（実際筆者は挫折しかけました）、繰り返すうちに自然と慣れていきますので、「やったるで～」ぐらいの気持ちでいきましょう。
おすすめの仏和辞典は『クラウン仏和辞典』です。
早く習得するためのコツは？
フランス語を早く上達するためのコツは、毎日の継続とアウトプット中心の学習にすることです。
まず、３０分でも１５分でもいいので毎日学習を継続するようにしてください。忙しくて中々時間がとれないという場合は、昨日やったことの復習だけでも構いません。
語学の学習は短時間で高速習得することは不可能です。
毎日少しずつでもいいので継続していくことが遠回りのように見えて一番近道だったりします。
そして毎日の学習ですが、なるべくアウトプット中心になるようにしてください。
フランス語はインプットばかりの学習だと挫折しそうになります。フランス語単語の綴りを実際書いてみたり、動詞の活用表を書いてみたり、あるいは覚えた表現を声に出すなどして積極的にアウトプットするようにしましょう。
どのくらい勉強すれば話せるようになる？
勉強時間にもよりますが、簡単な日常会話だったら勉強し始めて１か月～３か月あればある程度話せるようになります。
旅行に困らない程度話せればいいというのであれば、今すぐにでも習得できます。これについては別の記事で解説しています。
ただ自分の意見をはっきり伝えるなど高いレベルに達しようと思えばそれ相応な時間を要します。英語を学習した方なら大体感覚で分かりますよね。
この記事をご覧の方々はこれからフランス語を勉強しようという方たちだと思うので、まずは簡単な日常会話をできることを目標に勉強してみるのがおすすめです。
まとめ
フランス語は敷居が高そうに見えますが、英語の勉強の延長上にあるという風に考えれば以外と簡単に学習を始められるかもしれません。
まずは初学者用の参考書を書店でパラパラと見てみたり、YouTubeで「フランス語 初心者」などと検索してみることをおすすめします。
