「フランスに旅行に行きたい!」「フランスに行くことが決まっている!」という方で、「でもフランス語は全然分からないから不安…」と悩んでいる方はいませんか?
安心してください。フランス語は5つの短い表現を覚えるだけでイージー化します。旅行での基本的なコミュニケーションはこれらに尽きます。
しかも、その5つは超覚えやすい!この記事を見終わるころにはマスターしています。
実際フランス語を全然話せなかった筆者も、ほぼその5つの表現だけを使ってフランス人とコミュニケーションをとり、旅行を満喫しました。
こ5つの表現を駆使してフランスを旅行を快適なものにぜひしてくださいね!
目次
- bonjour(ボンジュール)こんにちは
- merci(メルシー)ありがとう
- s’il vous plaît(シルブプレ)お願いします
- sympa(サンパ)素敵
- pardon(パードン)ごめんなさい
- まとめ
bonjour(ボンジュール)こんにちは
Bonjour(ボンジュール)は有名なので、恐らくみなさん知っているでしょう。日本語でいえば「おはようございます」「こんにちは」、英語でいえば「Good morning」「Hello」が対応しますね。
しかし、Bonjourがフランスに行ったときどれだけ大事かについてはご存知でしょうか。フランスではまずはじめにBonjourから会話を始めます。
お店に行ってレジをする時もまずはBonjourと挨拶します。何か尋ねたいときもまず、Bonjourと挨拶してから聞きたいことを伝えます。
日本では「おはようございます」や「こんにちは」とはじめに挨拶することが少ないかもしれませんが、フランスではまずBonjourと挨拶することが大事だということを覚えておきましょう。
だから、Bonjourなんて知っているからわざわざ書くなと思うのではなく、わざわざ書くほど大事なんだと思っていただけると嬉しいです。
ちなみに、BonjourはBon(良い,good)+jour(日,day)という組み合わせからなっているんですね。
ですから、夜はBon+soir(夜,night)でBonsoir(ボンソワール)と挨拶します。「こんにちは」→「こんばんは」になるのと一緒ですね。
merci(メルシー)ありがとう
merci(メルシー)も有名なので、どこかで聞いたことがある方が多いかもしれません。merciは「ありがとう」という意味でこれも非常によく使います。
というか、積極的に使うように心がけるといいです。もちろん日本でも「ありがとう」をなるべく多く言ったほうがいいですが、フランスの場合は特に意識した方がよいでしょう。
というのも、日本に比べてフランスは、気持ちをまず言葉に出すことが重要だからです。日本だと、会釈したり、空気を読んだりして気持ちを察する文化がありますが、フランスではあまりそれは通用しないと考えたほうがいいです。merciを言わなければ相手はちょっとムッとするかもしれません。
ですので、何かをしてもらったら必ずmerciというようにしましょう。例えば、会計が終わった時、食べ物が運ばれてきた時、タクシーを降りる時などです。
merciは覚えやすいので、旅行に行くときはどんどん使っていきましょう。ちなみにThank you very muchのように「とても」という言葉を付け加えたい時は、merci beaucoup(メルシーボク)と言います。「ボク」を付けるだけなので簡単ですね。
発音について1つ付け加えておくと、「メルシー」と「ル」をはっきり発音するのではなく、「メッシー」のように「ル」はあまり強く発音しない方が自然に近くなります。
s’il vous plaît(シルブプレ)お願いします
s’il vous plaît(シルブプレ)も聞いたことがあるかもしれません。ボカロで「シルブプレジデント」という曲を連想される方もいると思います(筆者もです笑)。
ただ、このs’il vous plaîtはめちゃくちゃ万能です。なんとこの表現が使えればお店での買い物や注文が簡単にできるからです。
例えば、パン屋に行ってクロワッサンが欲しかったら、「クロワッサン、シルブプレ」で完璧なフランス語になるわけです。
商品の名前が分からなくても、指差しして「シルブプレ」といえばいいわけです。筆者もフランスのマカロン屋に行った時、全然種類とか分からなかったのでショーウィンドウを指差して「シルブプレ」と言っていました。
日本語の「お願いします」とほぼ同じ意味なので、本当に色んな場面で使うことができます。
割と覚えやすいと思うのですが、覚えにくいという方は「新聞くれ」と覚えておきましょう。「新聞くれ」と速めに発音することで、自然な発音に近くなります。
sympa(サンパ)素敵
sympa(サンパ)はフランス人がよく使う表現で、これも万能に使えます。
「いいですね」や「素敵ですね」というのが標準的な使い方で、褒め言葉や自分の感動を表す時に便利な表現です。
何かパフォーマンスを見たり、景色や展示物を見て感動した時はsympa!と言うようにしてみましょう。これを使うことで、一気にフランス語気分を味わうことができると思いますよ。
それに、sympa(サンパ)は短いのですぐに覚えて使うことができますね。
pardon(パードン)
最後は、「ごめんなさい」のpardonです。これも知っていた方がいると思います。というか、英語と同じですね。
フランス語ではいくつか「ごめんなさい」という表現があるのですが、このpardonが覚えやすくて初心者にはいいと思います。
「ごめんなさい」と言いたいとき、とっさに言葉がでてこず焦らないようにpardonを覚えておくと重宝します。
他にも「ごめんなさい」「すみません」という表現でよく使うのがExcusez-moi(エクスキュゼモワ)です。英語のExcuse meと近いので割と覚えやすいですね。余裕のある方はぜひこれも覚えておきましょう。
まとめ
フランス旅行に使える便利な5つの表現を紹介しましたが、どれも覚えやすかったのではないでしょうか。おさらいのために挙げておきますと、
- bonjour(ボンジュール)こんにちは
- merci(メルシー)ありがとう
- s’il vous plaît(シルブプレ)お願いします
- sympa(サンパ)素敵
- pardon(パードン)ごめんなさい
すべて短く、印象に残りやすいのでフランス語が全く分からない方でもすぐに習得できます。それでもって、この5つの表現さえ使えればフランス旅行は断然楽になるわけです。
ぜひこれら5つの表現を駆使してフランス旅行を楽しんで下さいね。Au revoir!(オフボワール)「さようなら!」