大学新入生の皆さんは、「大学の第二言語何にしようかな?」と一度は迷うと思います。
最近は選べる言語が増えてきているみたいなのでどの言語にするか迷いますよね。フランス語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語、中国語、韓国語…
「絶対この言語がいい!」と自分が興味のある言語を選べるのが理想的ですが、「どれを選んでいいのか全く分からない」という方や、「単位を落としたくないので簡単なやつがいい」と考えている方もいるでしょう。
そんな皆さんにおすすめしたい言語はフランス語です。
この記事では、大学の第二言語にフランス語がおすすめである理由を紹介していきます。
目次
- フランス語は習得が簡単!
- 英語の文法とかなり似ている
- 英単語と同じものが多い
- フランス語はローマ字読み
- 文字を新しく覚えなくてもいい
- フランス語は教材が充実している
- フランス語は身近に溢れている
- まとめ
フランス語は習得が簡単!
・英語の文法とかなり似ている
フランス語の文法は英語とかなり近いです。英語で学んだ文法事項はほぼそのままフランス語の文法に応用できると考えて問題ありません。
過去形、未来形、受動態、条件法…など色々ありますが、ベースとなるのは英語の文法知識です。
フランス語は名詞の性があったり、活用が複雑になったりするので英語より少し難しく感じられるでしょうが、英語が得意だという方はそれほど苦労せずに学習を進められると思います。
・英単語と同じものが多い
フランス語単語は、英単語と同じものが結構あります。
例を挙げればキリがないですが、parent, culture, image, table, service…これ全部フランス語単語です!
意味も綴りも英単語と同じなのはかなり助かりますよね。
綴りが同じでないにしても、英単語から推測できるものも無限にあります。ignorer, déterminer, analyser, inviter, visiter…思いついたこと動詞を羅列してみましたが、英単語から推測できるものばかりですね。
単語が英語とフランス語で似ているのは歴史的出来事が関係しているのですが、それはいいとしてフランス語が学習しやすくなっているのは本当にありがたいですね。
ただし、注意しなければいけないのは発音です。英語とフランス語は綴りが同じでも読み方が異なります。
「え~じゃあ難しいじゃん」と思うかもしれませんが、安心してください。フランス語単語の方が単語の読み方が簡単です。
なぜでしょうか?それは次に説明する通りです。
・フランス語はローマ字読み
フランス語は基本ローマ字読みです。
tableは「ターブル」と読み、publicは「プブリック」と読みます。
いくつかローマ字読み以外の綴りを覚えなければいけませんが、フランス語の読みは規則的なので一度覚えてしまえばほとんどすべてのフランス語単語を初見で読めます。
英語は単語の読み方が不規則で、アクセントの位置も単語ごとに覚えなければいけないので大変ですが、フランス語の場合は読み方が決まっていてアクセントもないのでラッキーです。
・文字を新しく覚えてなくてもよい
フランス語で使用する文字はアルファベットです。なので、新しく文字を覚える必要はないですね。
さらっと言いましたが、これめちゃめちゃ大きいことです。文字から覚えなければいけない言語はとても大変です。
筆者もロシア語の勉強を始めたとき、まずロシア語のアルファベットを覚えるのに苦労しました。慣れない文字を覚えなければいけないのは労力を要します。
フランス語でもéみたいにアクサン記号をついた文字などが出てきますが、数も少ないのでそんなに難しくはないです。
フランス語は教材が充実している
「指定された教材では物足りず、自分で新しく教材を買おうと思ったとき、本屋に行ったら教材があまり揃ってなかった…。」
外国語学習をする時の悩みあるあるですね。比較的マイナーな言語を学習しようとすれば教材が充実していないことが結構あります。
しかし、フランス語はその心配がありません。
フランス語は英語に次ぐメジャー言語なだけあって参考書、辞書、単語帳などどれもそれなりに種類があります。
YouTubeでもフランス語を解説しているチャンネルがたくさんありますので、観てみるのがおすすめです。
1つ紹介させていただくと、「フランス語 𓍯 Sunsil Channel」は分かりやすいので、初心者の方にはおすすめです。
フランス語は身近に溢れている
最後はフランス語を学ぶ実用性やメリットに目を向けてみたいと思います。
日本では、英語表記、中国語表記、韓国語表記、(たまにポルトガル語表記)が主流なので、フランス語は少し陰に隠れがちに思えますが、全くそんなことはありません。
筆者もフランス語を学習してみてから気づいたのですが、日本には思っているよりフランス語が溢れています。
身近なところでは、スイーツ関係は本当にたくさんのフランス語が使われています。
例えば、パティスリー、パフェ、ガトーショコラ、タルト、マカロン、クロワッサン…これすべてフランス語から来ています。
お店の名前とかもフランス語を使っているところが多いような印象があります。
フランス語を大学で少し学んだ程度では会話できるようにはなりませんが、フランス語を知ることで世界が広がることは確実です。
大学の第二言語で学ぶだけで、こんなに世界が広がる言語はフランス語の他にないかもしれません。
まとめ
今フランス語がいかに学習しやすいかということをメインに第二言語はフランス語がおすすめと紹介してきました。
習得の難易度に加えて、フランス語には魅力的な文化の宝庫としての側面もあります。
「大学の第二言語どれにしようかな?」と迷っている学生は選択肢の一つとしてフランス語を検討してもらえると幸いです。