フランス語検定準2級のレベルとおすすめ勉強法について解説！

仏検３級に合格した方が次に目指すのは準二級ではないでしょうか？

筆者も3級合格後には準二級を次の目標としました。

この記事では、実際に仏検準二級に一発合格した筆者が、準二級の試験概要とレベル、おすすめ勉強法について解説していきたいと思います。

準二級の受験を考えている人はぜひこの記事を参考にしてみてくださいね！

仏検準二級はどんな試験？

準二級も三級と同じで、フランス語の単語や動詞の活用などフランス語を実際に書かなければいけない問題が出題されます。

つまり、マークシートだけの問題ではありません。

そして、三級からの大きな違いはといえば、面接試験（二次試験）が追加されるということです。

4技能が試される準二級の試験概要は以下のようになっています。

筆記試験と聞き取り試験を合わせた100点満点中55-58点が合格点となります。

一次試験に合格できれば、二次試験に進むことができます。

仏検準二級は簡単？難しい？

準二級の程度は、「日常生活における平易なフランス語を、読み、書き、聞き、話すことができる」とされています。

必要とされる学習時間は300時間ほどで、必要語彙数は約2300語とされています。

三級が200時間で、語彙数は1720語なのでそれと比べると結構レベルが上がっているように見えますね。

ですが、準二級は二級よりも三級に近い級であり、三級に合格された方であればそれほど難しい試験ではないと思います。

実際、筆者も準二級にはある程度余裕をもって一発合格できました。

面接試験を不安に思う方が多いとは思いますが、準二級の面接は正直簡単です。

短い文章の音読→その文章とイラストについての簡単な質問に答える（面接カードに質問は記載）という単純なものです。

ちなみに準二級の全体の合格率は55％ほどです。

仏検準二級のおすすめ勉強法！

準二級においてまず大切なのは、筆記の大問5⃣6⃣7⃣の文章理解の問題をなるべく落とさないようにすることです。

文章理解の問題は他の問題に比べて難易度も低く、また正答率も高いです。

準二級受験レベルであれば、比較的簡単な短い文章を普段から読む練習をしておくといいでしょう。仏検の問題練習するのもいいですが、書店に売っている初心者向けの読解テキストをやってみるのもいいでしょう。

筆者は『星の王子さま』を読み進めて勉強してました。

反対に、前置詞、語彙、動詞の活用は難しく、最も差がつく部分です。

この部分は過去問でよく出るものを把握して、実際にフランス語を書きながら暗記していくのが大事です。

フランス語を実際に記述しなければいけませんから、スペルミスをしないように正確に書けるように何度も書いて練習することが大切です。

また、聞き取り試験や面接試験の対策としては音読練習をするのが最も望ましいと思います。

読んだ文章を実際に声に出して正確に発音できるかどうか、自然な調子で音読できるかが重要です。自分で正確な発音ができるようになれば、自ずとリスニング力も上がっていきます。

実際、面接試験では始めに渡された面接カードにある短文を音読しなければなりません。

まとめると、以下の３つを意識して準二級の勉強をするのがおすすめです。

仏検準二級のおすすめの参考書

最後に仏検準二級対策のおすすめ参考書をいくつか紹介したいと思います。

これは筆者がメインで使用していた仏検準二級用のテキストです。

実際に、過去に出題された問題が３つ収録されています。

まずは、どのようなレベルの問題が出ているのかを把握するためにこの参考書をやってみることをおすすめします。

次におすすめする参考書がこちらです。

かなり詳しい解説とともに準二級合格に必要される知識が網羅されている良書です。

先ほど紹介した仏検ガイドブックをやってみて、まだ力不足だなと思った方はこのテキストをやりこむのがいいいと思います。

最後に単語集を一冊紹介したいと思います。

こちらも仏検ガイドブックをやってみてまだ語彙に不安があるという方は買ってみてもいいと思います。

ということで、まず参考書を買う時は、仏検公式ガイドブックを買いましょう。それでもっと知識が必要だと思えば補助的に追加していくイメージでいいと思います。

まとめ

仏検準二級の概要とおすすめ勉強法について紹介してきましたが、少しでも参考になれば幸いです。

三級に合格できた方であれば、決して難しくはない試験だと思いますので、受験を考えている方はモチベーションを上げて頑張っていきましょう！