数的処理と経済が苦手な公務員試験受験生の皆さんようこそ!
実際に公務員試験を受験した筆者も数処理と経済が、というか算数とか数学が大嫌いです!
でも、公務員試験の情報を調べてみると、数的処理と経済は全受験生絶対に勉強すべき科目とされていますよね。
この記事では、実際に公務員試験を終えた筆者が経験を基に、数的処理と経済は絶対に避けて通れないのかについて考えをまとめてみたいと思います。
一部反論したくなる内容もあるかもしれませんが、数的処理と経済が苦手な方や不安な方、挫折しそうになっている方の少しでも参考になれば嬉しいです!
公務員試験のボーダーはそんなに高くない?

一昔前の公務員試験は筆記試験もかなり頑張らないといけませんでした。
しかし、最近の公務員試験は受験者の減少や面接重視の傾向によって筆記試験のボーダーはかなり下がってきています。
自治体によっては、筆記試験を廃止して、SPIなどに切り替えているところも増えてきているみたいですね。
面接よりも筆記試験の方が配点が高い国家一般職試験の平均点を見てみましょう。
2025年度のものです↓
基礎能力試験(全受験者平均)
満点30
基準点9
平均点18.924
専門試験(行政)
満点40
基準点12
平均点19.454
基礎能力試験の平均点は約6割ですね。
基礎能力試験の内訳は、文章理解10点、数的処理14点、時事・情報6点の30点満点です。
専門試験の平均点は約5割、半分です。
一般職試験は、16科目の中から8科目を選択して、5点×各8科目=40点満点です。
点数をシミュレーション

ここで、仮に数的処理を全く勉強していない受験生で、基礎能力試験の点数をシミュレーションしてみましょう。
文章理解はかなり簡単なので対策をしていなくとも点数がとれると思います。1問落としたとして9点としておきましょう。
時事・情報は対策しにくい科目ですが、常識や勘を頼りに意外と解けます!(筆者は満点でした)。2点落としたとして4点とします。
この時点で13点あります。
後は、数的処理ですが5点だけとれればもう平均の18点に達します。
全く数的処理を勉強していなくても時間をかければとれる問題が3,4点必ずあります。資料解釈とかは特にいけますね!
そして、後は適当に残った問題をすべてマークしておけば、最低でも1,2点はあたるでしょう。
こんな風に数的処理にビビらなくとも案外あっさりと平均点に到達することができます。
数的処理は難しいので勉強していると気が滅入りそうになりますが、こんな風にシミュレーションしてみると、そこまで深く考えなくていいと思いませんか?何も完璧を目指す必要なんてありません。

地方上級や市役所の場合も基本的に同じように考えて大丈夫です。
地方上級の教養試験は、全国型、関東型、中部北陸型などいろんな型がありますが、数的処理が出題されるのは、50問中16か17問と3分の1くらいです。
ボーダーは受験先によって本当にまちまちですが、25/50いくかいかないかくらいだと思います。
数的処理が5点くらいだとしても他の科目で20点くらいとって十分カバーできます。
経済を捨てた場合の専門試験も考えてみましょう。
国家一般職試験の場合、16科目のうち、ミクロ経済とマクロ経済を除いた14科目から選択すればいいだけです。
後で解説しますが、ミクロ・マクロよりもはるかにコスパのいい科目がたくさんあるので、それらの科目を戦略的に選択する方がおすすめです。
ただ、地方上級で専門科目がある方は少し注意が必要です。
というのも、ミクロ・マクロを全捨てにする場合には相当法律科目が得意でないといけないからです。
専門試験のある自治体、特に全国型、関東型の方は、ミクロ・マクロは地方上級の専門科目ではウェイトを占めるので、後で紹介するようにある程度は対策しておくことをおすすめします。
数処理と経済はコスパが悪い?

数的処理と経済は公務員試験科目の中で最重要科目として位置づけられますが、コスパのいい科目といえるでしょうか。
確かに数的処理はどの試験種においても最も出題されますし、SPIの対策にも有効となります。
経済もミクロ・マクロと2科目分の問題数をカバーでき、財政学の範囲の約半分くらいも占めます。
出題数が多いので重要なのですが、コスパがいいとはいえないでしょう。
もちろん、算数や数学がとても得意で、数処理や経済の問題をスラスラ解けるという方にとってはめちゃめちゃコスパがいい科目です。
しかし、筆者のような計算とかが大嫌いな人たちにとってはかなりの負担になると思います。
実際、筆者は数処理と経済に公務員試験の勉強時間全体の約6割ほどを割きましたが、これらの科目の結果は芳しくありませんでした。(数処理は絶対に解ける数問以外適当にマーク、経済はそもそも選択すらしなかった)
数処理と経済は勉強に時間がかかる上に、なかなか結果が伴いませんでした。それに、勉強している時の「全然解けない!」という焦りがストレスになっていました。

もし、筆者と同じように数処理と経済の勉強に追われてなかなか結果が伴っていないという方は、数処理と経済はほどほどにして、法律科目や他のコスパのいい科目で得点戦略を立てましょう。
個人的には、政治学・行政学・社会学などの行政系科目、国家一般職なら絶対に教育学がおすすめです!
行政系科目のおすすめ参考書、教育学についてまとめた記事をそれぞれ載せておきます!
結局、公務員試験で大事なのは「最終得点が何点か」であって、どの科目で何点取れたかなんてどうでもいいのです。苦手なことにしがみつくのではなく、もっと簡単に得点が取れる方法がないか戦略的に作戦を立てることが大切です!気負って考えるのでなく、前向きに柔軟な姿勢でいきましょう!
そもそも筆記試験なんて人物試験の前の足切りみたいなものですからね。
数処理と経済はどう対策すべき?

数処理と経済が苦手な方はあまり深く考えなくてもいいと書いてきましたが、完全な捨て科目にするのもちょっと勿体ないです。
数的処理と経済を対策するにあたっておすすめな勉強法について最後に紹介します。
数処理と経済のおすすめ勉強法
- 最頻出単元は念入りに押さえる。(数処理の場合だと、対応関係、確率あたりはやるべき)
- 自分が得意そうな単元のみ解法を覚えておく。
- いずれも無理のない範囲でやろう!
数処理は、単元によって頻出度がかなり違います。ほぼ毎年出るようなっものもあれば、数十年に一回しか出ないものもあります。
毎年出るような単元は何とか押さえておきたいですね。安定した得点につながります。
あとは、参考書をパラパラと見て、「これならできそうかも」という単元を洗い出し、解法に慣れるようにしましょう。ある程度の単元をおさえておくと、点数が結構安定します。
経済の場合は、数学のように前の範囲が分からないと解けない部分とかが結構あって難しいですが、数処理と同じように最頻出だけは押さえるぞくらいの気持ちでやりましょう。
一応、筆者が用いた参考書をそれぞれ紹介しておきます。
あくまで無理のない範囲でやるといいと思います。
数処理と経済が苦手だという方は、決して完璧を目指さないでください!特にまじめな方は…。勉強時間を無駄にするだけでなく、最悪の結果につながりかねます。
筆者も初め、どの単元も完璧にしようと躍起になっていましたが、全然結果につながらず挫折しかけていました。勉強法を変え、コスパのいい科目を重点的に対策したことで最終的に得点できるようになりました。
まとめ

重要といわれている数処理と経済は捨て科目にしてもいいのかと言われれば筆者は次のように解答しますね!
捨て科目にするには勿体ない無いが、あまり深く考えずに自分ができる無理のない範囲でやる!あとは得意科目やコスパのいい科目を対策して戦力を立てる!
筆者のように数処理と経済が苦手で、苦しんでいた方の気持ちが少しでも前向きになれば幸いです。
それでは引き続き頑張ってください!


